SKY&SEA

          
        

旅に生きる画家 ミッシェル・バテュ。世界中を旅する彼女は、訪れるすべての場所に畏怖と敬意の念を抱き、豊かなインスピレーションを授かる。彼女が描く、広々とした空と海には、静謐な大気が満ちわたり、観る者を崇高で心穏やかな境地へといざなう。
フランス国防省海軍公認画家として活躍する彼女が描く「空」と「海」について…。

                    

                    

ミッシェル・バテュ/ブルーホライズン

                    

ミッシェル・バテュにとって空と海は、作品を創作する上での2大テーマというべきもので、常に強い関心を持ち続けている存在だという。どちらも抽象的で揮発的に変化し、ときに人の心をそそり、落ち着き、怒り、また穏やかになり、暴力的にもなる。つまり人間のあらゆる感情は、大気と水によって定義することができるのである。

                    

どんなことも許容してしまうような圧倒的な力を持った、大きく、自由な空。彼女は空を描くとき、ベースに使用する色の幅を決め、その上で色使いや筆運びによってさまざまな表情を描き出す。思い通りに描けたと思っても、別の日にみると不自然に感じることもあるという。空は彼女に広大な夢を見せてくれると同時に、思いもよらない対象物となっているのである。

                    

さまざまな場所を訪れる彼女が、スペインで暮らした1年間はとても貴重な経験となった。そこで見た夕暮れの山々に降り注ぐピンク色は実に印象的なものだった。それまで彼女は多くのパリの芸術家のように、作品に使う色は青、グレー、白の寒色系が主流だった。しかしスペインでの滞在以来、彼女は暖色を多く用いるようになった。それほどスペインの夕暮れの色は衝撃的なものだったのである。

             

SKY&SEA GALLERY

  • サンセットビーチ
    夕暮れの海岸はいつも穏やかな時間が流れている。優しく聞こえる波の音、砂浜を元気いっぱいに走る子どもたち…。西の空を真っ赤に染めながら太陽がゆっくりと沈みゆく光景は、いつまでもそこに居たいと思わせてくれる美しさに包まれている。

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  • ハーモニーを届けて
    ケニアで出会った光景。大きく広がる水辺が、フラミンゴのピンクと大空の青に染まり、美しいハーモニーのよう。フラミンゴたちの休息のひととき、それは大自然と野生の息吹を目の前にした者にとっても、心の休息のひとときなのである。

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  • 私の摩天楼
    ニューヨークで出会った摩天楼。光に照らされたオレンジ色の空を背景にそびえ立つ姿は堂々としており、威厳に満ち神秘的でさえある。同時に、そこには多くの人々の日々の生活がある世俗的な場所でもあり、不思議な感覚を与えてくれる。

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  • 夕暮れの安らぎ
    アフリカの太陽は、一日の終わりに赤とオレンジのシンフォニーを奏でながら沈む。その無限に広がる自然は、思わず見とれてしまうほど美しい。夕暮れとヤシの木が生み出すうっとりするような光景は、絶えずインスピレーションを刺激する。

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